XTENDは、主にBCAAで人気なスポーツサプリメントブランドです。
今回は、そんなXTENDが発売している、WPI100%のプロテイン「XTEND PRO」を実際に購入してレビューしていきます。
種類・製法
「XTEND PRO」はホエイプロテインであり、特にタンパク質の含有率が高く、消化吸収が早いと言われているWPI製法で製造されています。
WPI製法は、吸収の速さのメリットの反面、価格が少し高い傾向にあります。
プロテインの種類に関してはこちらの記事も参考にしてください。
WPC製法とWPI製法の違いはこちらを参考にしてください。
栄養成分(チョコレートラバケーキ風味)
1食あたりの量 | 35.9g |
エネルギー | 120kcal |
タンパク質 | 25g |
脂質 | 1g |
炭水化物 | 4g |
糖質 | 1g |
食物繊維 | 2g |
タンパク質含有量は69.6%とやや低いですが、1食あたり25gと十分な量が含まれています。
また、無水物換算だとタンパク質含量は90.8%とのことです。WPI製法であり、流石の含有率ですね!
WPI製法なだけあって、脂質や炭水化物などのタンパク質以外の成分が少なく、吸収の速さを期待できます。
「XTEND PRO」はBCAAが強化されているとのことです。おそらく、WPIプロテインにBCAAを付加しているとのことなのでしょう。本商品は7gのBCAAを含有しています。
BCAAには、トレーニング中のエネルギーになりやすい性質があります。また、mTORを刺激することにより筋合成を強化する効果が期待できます。
BCAAで有名なXTENDならではの特徴ですね。
フレーバー
今回はチョコレートラバケーキ風味風味を購入しましたが、フレーバーの種類は以下の4種類です。
- チョコレートラバケーキ
- バニラアイスクリーム
- ソルテッドキャラメルシェイク
- クッキーバター
ちなみに、チョコレートラバケーキとは、中に液体のチョコレートが入っているチョコレートケーキのようです。
溶けやすさ・色・味・飲み方
ホエイプロテインであり、比較的溶けやすい種類のはずですが、上記写真のようにしっかりシェイクしてもダマが残ります。
飲めないほどではないですが、シャリシャリしていて、飲みにくいです。
色は濃い茶色です。
味は、コクのあるココアのような味で、甘さは控えめです。
もっと甘くてもよいぞ!
シェイカーを用いて、付属スプーン1杯(35.9g)を目安に8oz(200mL程度)の飲み物で溶かすことを推奨されています。
コスパ
2.3kg チョコレートラバケーキ風味の場合(筆者購入時)
製品2.3kgあたりの値段 | 8,980円 |
製品1kgあたりの値段 | 3,904円 |
1食あたりの値段 | 約140円 |
タンパク質1gあたりの値段 | 約5.6円 |
今回は楽天で2.3kgを購入した場合の価格で計算しました。大手メーカーのWPIプロテインと比較してコスパの良いことがわかります。
同じく海外メーカーであるマイプロテインのアイソレートと比較しても安いのは驚きです。
メリット
乳糖をほとんど含まず、下痢になりにくい
WPC製法のホエイプロテインでは、乳糖が含まれています。
乳糖の摂取で下痢になりやすい体質、すなわち「乳糖不耐症」の方は日本人の3人に2人と言われています。
「XTEND PRO」はWPI製法のため、ほとんど乳糖を含みません。
プロテインでお腹を壊しやすい方でも、安心して飲むことができるプロテインです。
BCAAを付加している
XTENDはBCAAが有名なブランドです。
XTEND PROはプロテインにBCAAを付加されているため、筋肉の合成が促進されることが期待されます。
以前XTENDのBCAAを2種類レビューしていますので、こちらもぜひ参考にしてください。
安心のNSF認証、Informed Choice取得
XTEND PROはNSF認証がなされています。NSFは、米国ミシガン州にある食品やサプリメントの安全性を認証する組織であり、国際的に支持されている第三者機関です。
また、Informed Choiceにも登録されており、これは英国の企業LGC社による、ドーピングや禁止薬物に関する基準です。
フィットネスの本場であるアメリカのサプリメントということもあり、品質に関しては複数の機関での認証がなされています。
デメリット
とにかく溶けにくい
ホエイプロテインは一般的に溶けやすいことが特徴です。しかしながらXTEND PROはホエイプロテイン(WPI製法)であるのにもかかわらず、溶けにくいのが残念なポイントです。
お得に買う方法
Amazon・楽天
残念ながら、現在(2024年5月時点)Amazon・楽天ともに品切れの状態です。再販を期待します。
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